松原 未季 執筆 松原 未季（Nicky）
スピリチュアルビューティーセンスコーチ
【脳科学＆宇宙視点のアプローチで、「本当の自分で美しく生きる人」を増やす】 心・体・内面の美センスをデザインする「スピリチュアルビューティーセンス」開発者。ボディデザインレッスンでは、クライアントのダイエット成功率は99.9%。 プロフィールはこちら
初出版いたしました！
「マインド・ボイスを手放し人生にミラクルを起こす方法」
Miracles of Letting Go of Your Mind Voice
傷つきやすい、自分を責めてしまう人が願いを叶えて幸せになる秘訣
コラム記事の「マインド・ボイス」が書籍になりました！より詳しくマインド・ボイスについて書いています。
紙の本がお好きな方のために、ペーパーバックも発売中です！
AmazonはこちらからKindle Unlimited会員さんは無料
もし今あなたに
- 仕事や人間関係がうまくいかない
- 収入が上がらない
- 体調が思わしくない
そんな悩みがあるなら、それはあなたの能力や魅力・才能のせいではなくて、ただマインドの声に気づいていないだけなのかもしれません。
マインドボイスとは
困ったり失敗して落ち込んだ時に「やっぱり自分はダメだな……」とか「どうせ私は……」と、自分を否定したり責めることはありませんか？
人生がうまく回らない時、人はつい自分を責め自己否定しがち。
そんな時に「頭の中に浮かぶ声」の全部を、自分の考えだと思っていませんか？
「え、普通そうでしょ？ どういうこと！？」と思ったかもしれませんね。
実はこれ、マインドの声（思考の声）で、私はマインドボイスと呼んでいます。
マインドボイスは、脳の使い方や思考の癖による「脳と心の働き」だと私は考えています。
つまり、全部があなたの考えではなくて、自動再生された過去のものだということです。
今日はそんな、不思議な働きをする「マインドボイス」について、お伝えします。
POINT
頭の中に浮かぶ声 = マインドボイス（思考の声）。これはあなたの考えではなく、自動再生された過去のもの。
マインドボイスが及ぼす悪影響
傷ついて落ち込んでいるのに、さらに鞭打つように自分で自分を責めたり、ダメ出ししたりするマインドボイス。
その声は、相手にしなくても良いもの。
そこに気づけないと、思考の声を聞き続けてしまい、どんどん自分を責め続けてしまいます。
それによって、どんどん自信を失い、自己肯定感が低くなっていきいます。
マインドボイスのせいで、自分らしさを発揮できなくなり、自分の成長や発展を止めることが起きてしまうのです。
他にも、
- 太る
- 痛みなど、健康に不具合を引き起こす
- パートナーシップや出会い
- 仕事・収入
など、人生のあらゆる面にも及ぶと感じています。
もしあなたが、自分に自信が持てないとか、自己肯定感が低いと思っているのなら、マインドの声を聞いてしまっているせいかもしれません。
普段のあなたの思いや考えのほとんどは、あなたのマインド（思考）の声で、本当の自分ではないと言っても過言ではないでしょう。
なので、マインドボイスに気づくことこそが、あなたが幸せになる秘訣なのです。
私も１０年ほど前、マインドボイスにとても苦しんだことがあります。マインドの声を聞き続ける苦しさをよく知っています。
脳にそんな働きがあることや、思考の癖に気付けなかったからです。
全て自分の思いや考えだと思い込んでいました。
なぜなら、マインドボイスはとても巧妙で、気づかれないように上手に誘惑してくるのです。
POINT
マインドボイスは相手にしなくていい。それに気づかず思考の声を聞き続けると、自己肯定感が低くなる。他にも、肥満や病気・体への影響・パートナーシップや仕事など、あらゆる面にも悪影響が及ぶ。
マインドボイスの特徴
では、どんな声がマインドボイスなのでしょうか？ そして、どう聞き分ければ良いのでしょうか？
ということで、私の経験から今回は「ネガティブなマインドボイスの特徴」をお伝えします。
＜ネガティブなマインドボイスの特徴＞
- 自分を責めたり、ダメ出しをする自己否定の声
- 「なぜ？」という質問をずっと繰り返してしまう
- 過去のネガティブな出来事を反芻してしまう
- マインドボイスを受け入れ続けると、自己肯定感がどんどん下がる
- 自分らしさが発揮できなくなる
- ネガティブなセルフイメージが強化される
例えば、起こったことの原因をずっと自分に問い続け、「なぜあんなことをしてしまったのか？」「どうしてこうなったのか？」「なぜ、なぜ、なぜ……」と時間も忘れて、ずっと考え込んでしまう。
このような場合、マインドの声に支配されている状態だと言えます。
落ち込みからなかなか抜け出せない、そんな時の状態です。
自分を責め続けたり、「やっぱり自分はダメだ」「いつも失敗ばかり」「どうせ自分なんて……」と自己否定を続けているのもそう。
過去の失敗や傷ついたこと・恥をかいたことを、何かのきっかけで思い出し、ずっと反芻してしまうこともマインドボイスに支配されている状態です。
同じ曲の同じフレーズが、ずっとグルグルと頭の中で回ってることってないですか？
また、同じ曲の同じフレーズがグルグル頭の中で繰り返されて集中できないことも、マインドボイスに含まれると考えています。
このように、人それぞれの経験や思考の癖、脳の使い方でマインドボイスのパターンが違ってきます。
音声で聞こえたり、自分に話しかけたりします。マインドボイスには、そのような不思議に思える特徴もあります。
が、気付けていないとそれは当たり前のことだと思ってしまうでしょう。
繊細な人にとっては、とても苦しい状態だと思います。
優しい人や真面目な方は、より繊細に物事を受け止める能力があります。なので、マインドボイスのことを知っていると、楽にいきやすくなりますよ。
POINT
マインドボイスのパターンは、人それぞれ。「なぜ……」とずっと自分を責め続ける・同じ曲のフレーズがグルグル回っているなど。音声で聞こえたり、自分に話しかけたり。
マインドボイスのない心の状態とは
では、マインドボイスがない状態とはどのような感覚なのでしょうか？
マインドの声を聞いていない時というのは
- 頭の中は静かで、高い集中力を保てる
- 心が穏やかでゆとりがある
- 感謝の思いが自然にわき、幸福感を感じる
- 人に優しくなれる
- 願いや目標の達成に必要な行動が、スムーズにできる
- 引き寄せが高まり、願望達成のスピードが速まる
- 直感やひらめきが多くなる
こんな風に、穏やかで落ち着いた心地よい状態です。
それなら「マインドボイスはいらないのでは？」と思いませんか？
ですがマインドボイスには、存在するそれなりの理由があるのです。
POINT
マインドボイスを聞いていない時は、穏やかで落ち着いた心地よい状態。
なぜマインドボイスは存在するの？
マインドボイスが存在する理由の一つに、マインドボイスはホメオスタシスと同じような働きをしていると考えられます。
今の状態を保つよう、コンフォートゾーンから抜け出さないように働くのです。
新しいことにチャレンジして失敗するのを避け、心が傷つかないために、行動させないように働いてしまうのです。
それは、脳は変化することを嫌うから。
この様なことから、マインドボイスは自分を守るために存在していると考えられます。
でも残念なことに、ネガティブなマインドの声を聞き続けると、人間としても社会的にも成長が妨げられてしまうことにもなります。
つまり、ぬるま湯からでれない状態になって、新しいことにチャレンジできなくなるのです。
- 行動できない
- なぜかやりたくない
- 怖い
- やる気が起きない
- 面倒臭い
などの感情も、マインドの声の影響を受けている状態です。
POINT
マインドボイスは、今の状態を保つ（変化しない）ための働きをしている。自分を守るために存在している。が、それは成長が妨げられることにもなる。
マインドボイスが生まれる場所
マインドボイスは、一体どこからどうやって生まれてくるのでしょうか？
それは、自分の過去の記憶から生まれてきます。
記憶の中にある、
- 家族で交わされていた会話
- 親や大人たちの価値観
- 社会的な観念
- 常識
など、意識の奥深くに保存し続けてきた記憶のデータベースの中から生まれてきます。
また子供の頃、親から叱られた体験や心に受けた傷・失敗体験から生まれた感情も影響しています。
そこで作られた、思い込みや信じ込みが仮面の自分を作り出します。
その偽りの自分の思い込みが、マインドの声となって表現されるのだと私は考えています。
そして、その声を尊重し続けると、まるで人格を持ったかのように存在が成長し大きくなります。
それは失敗人格となって、失敗モードの自分で物事を選択してしまいます。
つまり、マインドボイスを聞き続けると、うまくいかない現実を引き寄せてしまう原因になるのです。
成長したマインドボイスは勝手に話しかけてくることもあり、ひどい時には低い次元の存在エネルギーを引き寄せて、繋がってしまうこともあります。
なので、生きるのが辛いと感じている方や、優しく繊細な方ほど早めに、マインドの声のカラクリに気づいて欲しいと思っています。
POINT
過去の記憶から、マインドボイスが生まれる。偽りの自分の思い込みが、マインドの声となって表現されている。
マインドボイスを手放そう！
マインドボイスを聞き続けることは、心にも人生にも悪影響を及ぼします。
なので、早めに対処していくことが必要。
そこでとてもシンプルな対処法（マインドボイスワーク）を一つ、お伝えします。
自分を責めてしまって苦しいなと感じた時に、試してみてください。
一緒に手放していきましょう！
手放す方法 マインドボイスワーク
苦しいと感じた時、頭の中がグルグルしたら「これはマインドの声では？」と自分に質問します。質問することで、マインドの声が止まります。
心と脳の中にスペースを作る・空き容量を増やす感覚で、呼吸を「ハー」っと深く吐き出します。しっかりと吐き出すのがポイント「自分のものではない、ただの思い込みで持っていたものだからもういらない」と自分を許し手放します。
光をイメージして、呼吸とともに取り込みます。
心が静かに落ち着くまで②と③の呼吸を繰り返しましょう。
静けさの感覚をしっかりと体感しましょう。
この呼吸法は、ネガティブエネルギーを解放し、自己否定グセ、攻め癖を止めることができます。
まず、一旦マインドの声を止める！ これが先決です！
マインドボイス対処法として、まず、マインドの声に気づくことが不可欠。
気づくだけで、自分を責める声が止まります。
気づくだけでも、自己否定癖、責め癖が落ち着いていきます。
ネガティブなマインドの声のことを理解できていなくても、一旦頭の中の否定的な声を止めていきましょう。
繰り返し意識していくことで、マインドの声に気づくのが早くなります。
面白いことに「これはマインドの声では？」と思うだけで、まるで「バレた！」とマインドが慌てるかのように、頭の中がシーンとします。
POINT
マインドボイス対処法、まずマインドの声に気がつくこと。これだけで、自責が止まる。
マインドボイスを消した時の体験談とその後の変化について書いています。↓
マインドボイスを手放すことで
マインドボイスのせいで、私は１０年ほど前、非常に苦しんだ経験があります。
自己否定がひどく、頭の中はいつも自分を攻め立て、ダメ出しばかり。
でもマインドの声という自分の思いではないものの存在に気づき、それは手放して良いものだと知った時から、心と頭は解放されて、自分への自信と信頼が深まっていきました。
幸せに生きるには、頭の中はクリアな状態で、目標や願いに向かってまっすぐに行動できることです。
それによって、早く願いや目標を達成できます。
曲がりくねった道より、まっすぐな道の方が距離が短いのと同じです。
そのためには、頭の中からマインドの声を手放し、行動を楽にすること。
面倒臭いなとか、後回しの思考が働かず、淡々と行動に移しやすくなります。
色々考えすぎて行動できない人は、マインドの声の存在を確認してみることをぜひおすすめします。
マインドボイスを知ると、本当の自分とそうじゃない自分との見分けがつくようになります。
そして、マインドボイスのない脳と心のフォルダーの空き容量が増えると、本当の自分らしさが目覚めてきます。
その余裕の中に、人生を豊かにするアイディアが湧き、直感が働くセンスが磨かれていきます。
そんな心のスペースから、本当の美しい自分らしさは生まれてくるのだと思っています。
それが、幸せになる力を高める「スピリチュアルビューティーセンス」を輝かせる生き方です。
POINT
頭の中はクリアにすることが、早く目標を達成することにつながる。そのために、マインドの声を手放す。本当の自分らしさが目覚め、直感力も磨かれる。
まとめ
今回は、マインドボイスについてお伝えしました。いかがでしたか？
マインドの声を聞き続けて生きると、どんどん自己肯定感が低くなってしまい、願いや目標を叶える力を弱めてしまいます。
なので、マインドの声に気づき止めるためにも、日頃から苦しいとささやく自分のSOSを放って置かず、自分に優しくする意識を持ちましょう。
優しく繊細で真面目な日本人は、自分に厳しくなりがちです。
自分に優しくしてあげる、一番の味方になってあげる。
そんな風に自分を大切にして生きると、心が本当に軽くなっていきます。
私たちは、愛されるために生まれたのです。
たとえ失敗したり傷ついたとしても、自分で自分を責めたり否定する必要はないのです。
自分にダメ出しを始めたら、そのマインドの声をすぐに止めて、自分のものではないと手放しましょう。
最後まで読んでくださってありがとうございます。感謝を込めて….
Nicky
サポートが必要な方は
- ひとりでは上手にマインドボイスを手放せない
- 個人的にアドバイスが欲しい
そんな方は、個人セッションを受けられてみませんか。
▼ 無料のタイプ診断もぜひご利用ください
